有斐閣新書<br> ロジャーズクライエント中心療法

有斐閣新書
ロジャーズクライエント中心療法

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784641090125
  • NDC分類 146.8

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まろんぱぱ♪ 

23
ロジャース自身の生き方は、この際、棚上げしましょ。彼の来談者中心療法は、カウンセリングを技法として一般化しました。それを体系化し、学問として型を作り上げたという、彼の功績が書かれています。カウンセリングを学んだ者として、やはり彼で学問とした本ははずせません。

あこ

6
最後の診断家はクライエントもしくは患者。「その個人の人生を決めるのは、その人自身であることをどこまで深くカウンセラーが感じとっているのか。」という一文が印象に残る。「この人はどうしたいのだろう?」といつも自分に問いかけることを忘れてはならない。一致性の評定尺度(P138)の中程度に「セラピストは、クライエントに対する感情を否定していないが、それを正確に伝えることもしていない。彼は、一致でも不一致でもなく、非一致なのである。」とある。肯定や受容したことが相手に伝わらなければ、ただの無関心になるのだな…2014/04/22

壱萬弐仟縁

1
私が借りたのは新版(2011)。教職科目のカウンセリングでは、非指示的カウンセリングを学んだことを想起する。『問題児の治療』が面白い(28ページ~)。行動改善に焦点を絞る。子どもの本来の姿への心からの尊敬(31ページ)とは、なかなか大人や教師はできない謙虚な態度であるが、著者はこれを重視している。思うに、ドナーとレシピエントとの対話を重ねる中で、クライアント自らが気づいて自らの解決策を自ら創造していくことがポイントになってこよう。このような指導は、家庭教師や医師にも必要な手法である。通底した指導反応だ。2012/09/26

aki

0
CDAの勉強の延長で。カウンセリングに抱いていた精神論的なイメージと対照的に、一貫して実証的・客観的なアプローチである点に説得力がある。2011/07/14

R

0
まだ今の自分には難しかった2019/01/25

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