内容説明
パーソナリティの理解とは人間の理解に他ならない。心理療法や臨床心理学の現場においてパーソナリティをどうとらえ、どう考えるかは非常に重要な課題である。心理療法や臨床心理学との関わりの中で、パーソナリティの基本的な理解が得られる入門テキスト。パーソナリティを通じて人間を深く理解するために心理臨床家が実践に基づき丁寧に解説。
目次
1 パーソナリティ心理学の理論(パーソナリティ(人格)とは何か
パーソナリティ理論
発達とパーソナリティ)
2 パーソナリティと心理療法(パーソナリティと心理療法の目標;心理アセスメント;心理検査;心理検査の臨床的活用;面接関係とパーソナリティ;攻撃性と甘えのパーソナリティ;障害の現代的意味とパーソナリティの成長)
著者等紹介
岡田康伸[オカダヤスノブ]
1943年生まれ。現在、京都文教大学臨床心理学部教授、京都大学名誉教授
藤原勝紀[フジワラカツノリ]
1944年生まれ。現在、放送大学京都学習センター所長、京都大学名誉教授
山下一夫[ヤマシタカズオ]
1953年生まれ。現在、鳴門教育大学理事・副学長
皆藤章[カイトウアキラ]
1957年生まれ。現在、京都大学大学院教育学研究科教授
竹内健児[タケウチケンジ]
1962年生まれ。現在、法政大学学生相談室主任心理カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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