なぜ彼らは金賞をとれるのか―10人の吹奏楽指導者が語る強さの秘密

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 119p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784636896879
  • NDC分類 764.6
  • Cコード C0073

内容説明

吹奏楽をしている人ならば誰もが目指すであろう、全日本吹奏楽コンクールの「金賞」。本書では、その秘密に迫るために、吹奏楽コンクールで金賞受賞経験があり、人気、実力ともにトップクラスの10人の指導者に「強さの秘密」を聞きました。吹奏楽に人生をささげた10人の指導者たちは、なぜ「金賞」をとることができたのか…。

目次

丸谷明夫(大阪府立淀川工科高等学校(大阪府)吹奏楽部顧問)引っ張っていくのではなく、一緒に走りたい
藤重佳久(精華女子高等学校(福岡県)吹奏楽部顧問)音楽でたくさんのチャンスをつかんでほしい
馬場正英(東京都立片倉高等学校(東京都)吹奏楽部顧問)生徒の力、音楽の力に頼ってしまえばいい
宇畑知樹(埼玉県立伊奈学園総合高等学校(埼玉県)吹奏楽部顧問)赤の音と白の音でピンクの音を作っていきたい
大滝実(学校法人佐藤栄学園埼玉栄高等学校(埼玉県)吹奏楽部顧問)部活動は人間学。ぶつかり合って人間としての魂を磨く
石津谷治法(習志野市立習志野高等学校(千葉県)吹奏楽部音楽監督)“笑い”と“発想”があれば生徒の心も演奏も必ず育つ
井田重芳(東海大学付属第四高等学校(北海道)吹奏楽部顧問)セオリーにもとづいた音楽の美しさ
須藤卓眞(松戸市立第四中学校(千葉県)吹奏楽部顧問)音楽は子どもたちを笑顔にできるから
田中一宏(金沢市立浅野川中学校(石川県)吹奏楽部顧問)カリスマ指導者は必要ない
屋比久勲(学校法人原田学園鹿児島情報高等学校(鹿児島県)吹奏楽部顧問)どこまでも溶け合う音こそが吹奏楽

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

7
題名にちょっと気持ちを惹かれたけれど、ブラバン指導についてのインタビューは、うむ、そういうものかと思ったくらいの内容。むしろ、教員の暮らしぶりというか思考方法(生態)に対するインタビューとして読んだ方が面白い。教員という人たちは、大変なんだ。私には、というてい、こういう仕事はできません。そのうえで、こういう人たちが、子どもを引きつけ、金賞受賞につながるというところが、とても不思議な感じがする。子どもの側から、どういう指導があって心を振るわせられたのかのインタビューがあればねえと思った次第。2014/10/02

メタボン

7
☆☆☆★ 吹奏楽やりたくなった。そろそろ復帰しよう。音を長く豊かに響かせる練習をしようと思う。基本に帰りロングトーン。2014/09/02

Humbaba

5
例え指導者が本気になったとしても、それだけで生徒にやる気が生まれるわけではない。そして、生徒がやる気を出さなければ決して良い音は生まれない。生徒のことを考えた上で、それを上手に伝えることができれば、生徒もやる気を出すことができ、そしてそれが成果へとつながる。2013/11/14

ゆったり

1
ふらっと寄った楽器屋さんにて出会い、少し立ち読みして即購入決定。この本でよかったのは技法ではない、心(気持ち)の在り方を伝えようとしているところです。吹奏楽を一つのテーマとして取り上げているけれど、吹奏楽をやっていない高校生に向けても当てはまる言葉、考え方ばかりだなと感じました。私自身も吹奏楽部員として高校3年間過ごしてきたからこそ、こういう本に当時出会えていたら音楽に対して、練習に対して、生活に対してまた違った捉え方ができたのではないかと思います。2013/09/06

hr

1
著名な吹奏楽指導者の言葉やエピソード2013/08/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6840897
  • ご注意事項

最近チェックした商品