世界のポピュラー音楽史―アーティストでつづるポピュラー音楽の変遷

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784636882001
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

内容説明

ポピュラー音楽の始まりから様々な発展を遂げた20世紀を通じて、ポピュラー音楽の歴史を、著名なアーティストや名曲例とともにわかりやすく解説。

目次

序章 各時代における社会情勢とポピュラー音楽
第1章 ポピュラー音楽のリズム・スタイル
第2章 アメリカ大陸の揺籃期と黒人奴隷の音楽
第3章 ブルースの誕生
第4章 ジャズのルーツと変遷
第5章 ロック・ミュージックの誕生とルーツ
第6章 ロックがもたらした影響と発展
第7章 ミュージカルの誕生と変遷
第8章 アメリカン・ポピュラー・ミュージックの変遷と社会情勢
第9章 ワールド・ミュージック

著者等紹介

山室紘一[ヤマムロコウイチ]
作曲家・編曲家・指揮者・音楽プロデューサー。ヤマハの世界歌謡祭、ポプコン本選会のフェスティバル・コンダクターを務め、長渕剛、世良公則、中島みゆき、チャゲ&飛鳥、その他多くのニューミュージック系アーティストを世に送り出す。チリ国際音楽祭でサンチャゴ・フィルハーモニーを指揮。また作曲作品に、映画「悪い奴ら」の音楽(芥川也寸志氏と共作)、博品館ミュージカル「ザ・グレイト・ダンサー」の音楽、その他TVドラマ音楽、番組テーマ音楽、CMなど多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

16
☆4。ポピュラー音楽についての初歩的教科書として十分使える、また、健忘禄としても使える内容。特に第一章から「ポピュラー音楽のリズム・スタイル」と銘打って、10ページにわたって楽譜を例に細かく的確に説明しているところが素晴らしい。また歴史的背景もきちんと説明している。惜しむらくは「世界の」というより「英米中心の」というところや(ラテン系の扱いが小さい!)、アフリカのポピュラーミュージックが2ページしかないところ、内容量の割には値段が高いところか。よって若干の減点としました。2019/07/08

おおにし

4
この本の年表でポピュラー音楽史を振り返ると、20世紀初頭にブルースとジャズが誕生し、その後それらをルーツとしたソウル、ロック、フュージョンといった新しいジャンルのポピュラー音楽が次々に誕生したが、ポピュラー音楽の進化は1960年代までで止まり、それ以降は新しい音楽のジャンルは生まれていない。音楽再生技術はここ数十年でアナログからデジタルへと目まぐるしく進化したが、ポピュラー音楽自体はあまり変わっていないのは何故か。この本では言及されていないが、これは今後ポピュラー音楽史を語るうえで重要な課題となるであろう2012/06/15

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