草木染―四季の自然を染める

草木染―四季の自然を染める

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784635580243
  • NDC分類 753.8
  • Cコード C0077

内容説明

染料植物77種とその染め色見本914枚を収録。春は野の草、夏は藍草、秋は落葉、冬は紫根。おだやかで、どこか懐かしい草木の染め色。本書は、染料植物の「染め色図鑑」を主体に、染め方の基本、染め色の工夫なども付しました。草木染をはじめたい人や、もっと深く草木染の色を知りたい人のための、ビジュアル・ブック。

目次

四季を染める(春―野原の草で染める;夏―アイで染める;秋―ウールを染める;冬―寒中に染める)
染め色図鑑(野や河原―増えすぎた帰化植物や身近な雑草を摘む;雑木林―ドングリ、落葉など雑木林は染材料の宝庫;庭木や街路樹―落葉や剪定した枝を利用する ほか)
染め工房(染める前の基礎知識;天然素材を染める;染め方のいろいろ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

37
今考えているお話の資料。草木染のパートも勿論よくて、例えば臭木が綺麗な浅葱色を持っていること(自然界ではこの色はこの植物からしか出ないらしい)や、珍しい赤やピンクを持っている植物の説明(カイガラムシ染料は奈良時代からある!)などもよかったのですけど、エッセイの部分がよかったです。草木を手折り、草木で染めて生きていく人の肌や息の使い方が伝わってくる感じです。溶媒についてはこの本では手に入りやすいものというのでより身近でした。季節によって草木染の色は変わる。植物の色も変わるんだから当然なんだけどそれが面白い。2017/12/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/718370
  • ご注意事項