出版社内容情報
藩政史料が豊富に伝存する加賀藩前田家と天皇・朝廷との関係を分析することで、大名家の側からの視点をふまえ、近世国家の構造と特質について論じる。
目次
第1部 天皇・朝廷との関係―その構造と展開(書札礼と公武の序列;家督相続儀礼と朝廷;公家との「通路」;公家との縁組)
第2部 天皇・朝廷との関係を支える仕組み(京都屋敷と京都詰藩士に関する基礎的考察;京都における儀礼と交際;京都情報と有職知の収集―有職方平田内匠家を事例に;呉服所の機能)
著者等紹介
千葉拓真[チバタクマ]
1984年に生まれる。2007年3月富山大学人文学部卒業。2013年3月東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。飯田市歴史研究所研究員などを経て、現在、鳥取市歴史博物館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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