世界史リブレット<br> マンスール―イスラーム帝国の創建者

個数:

世界史リブレット
マンスール―イスラーム帝国の創建者

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月20日 02時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 76p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784634350205
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C1322

内容説明

アッバース朝の実質的な建国者であるカリフ・マンスールは、ティグリス河畔に新都バグダードを造営し、東西6000kmにもおよぶ巨大なイスラーム帝国の基盤を築き上げた。我が国では知られていない偉大な帝王の生涯を、アラビア語の年代記に残された無数の逸話をもとによみがえらせる。

目次

イスラーム帝国の創建者
1 革命の嵐のなかで
2 血塗られた覇業
3 帝都バグダードの建設
4 帝王をめぐる人々

著者等紹介

高野太輔[コウノタイスケ]
1968年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻は初期イスラーム史。現在、大東文化大学国際関係学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

13
アッバース朝の実質的な創建者マンスールを紹介したリブレット。イスラム世界の大帝たちの中ではいまいち影が薄いのだが、なかなかアクの強い面白い人物であることを再確認。功臣たちへの容赦の無い粛清や、民族や宗教に囚われない人材登用など硬軟のバランスにとれた印象を受ける。面白い逸話も多く載っており、シリーズの中でも平易で読みやすい一冊だと思う。2016/05/07

ジュンジュン

5
本書は当たり。まず読みやすい。そして面白い。ウマイヤ朝からアッバース朝への交代を”アッバース革命”と呼ぶ。その革命の担い手がマンスール。敬虔なイスラム教徒というより、権力欲の強い野心家でとても魅力的。アラブ人以外のムスリムにも門戸を開き、アラブ帝国から真のイスラーム帝国へと脱皮させ、アッバース朝500年の礎を築く。2020/04/23

ぽんすけ

2
アッバース朝800年弱の基盤を築いた人物。ほんとんどこの人の残した遺産でもって国家が回ってたんじゃなかろうか。アッバース朝というと、個人的になんか陰鬱なイメージを持ってたんだけど(アラビアンナイト男ハールーン・アッ=ラシードを除く)、そのイメージを作ったのはマンスールのせいだったんだなと今回よくわかりました!国家運営は冷徹でないとできないんだけど、この人明の朱元璋並みに猜疑心すごいよ。建国の功臣を次々殺していくし、各地にスパイはどんどん送り込むし。栄耀栄華を極めた人だけど、寂しい人であったのかもしれない。2020/12/18

はぽぽ

1
アラブ帝国からイスラーム帝国へを学ぶように読んだ。マンスールがシーア派やウマイヤ家の残党を鎮定していたのは知っていたが、廷臣やアッバース家に近い人物たち(建国の功労者アブー=ムスリムなど)への猜疑心が強くスパイを派遣している。内政においては反対派を掃討したのちバグダードの建設に取り掛かったほか、ウマイヤ朝が怠っていた地方の情報収集を体よく行えるような駅伝制?を整備し、中央集権化を進めた。また積極的にマワーリーを採用して「民族を問わずムスリムであれば平等に扱う」という原則を生み出した。2021/05/14

どうろじ

1
ネストリウス派がアッバース朝の下で伸長したというのは初耳だった。2018/01/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8717221
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品