出版社内容情報
近代日本の出発点となった明治維新そして明治国家を、政治・思想、経済・技術、文化・教育から総合的に捉え直すシリーズ全三巻。政治・思想を取り上げる第一巻では、天皇の存在の意味、木戸孝允・大久保利通・岩倉具視・山縣有朋ら政治家・軍人、福沢諭吉ら知識人、井上毅ら官僚といったトップから中堅リーダーたちのビジョンや決断に着目し、試行錯誤を繰り返しながらも日本全体として大変革を成し遂げた全体像を描く。
内容説明
近代日本の出発点となった明治維新そして明治国家を、政治・思想、経済・技術、文化・教育から総合的に捉え直すシリーズ全三巻。政治・思想を取り上げる第一巻では、天皇の存在の意味、木戸孝允・大久保利通・岩倉具視・山県有朋ら政治家・軍人、福沢諭吉ら知識人、井上毅ら官僚といったトップから中堅リーダーたちのビジョンや決断に着目し、試行錯誤を繰り返しながらも日本全体として大変革を成し遂げた全体像を描く。
目次
明治維新像の新視点
第1部 維新への変革思想と政治(「公論」と近代天皇制の形成―木戸・大久保・岩倉の挑戦;岩倉具視の新国家像と動向―慶応三年から明治二年)
第2部 過度な欧米追随の近代化是正の動き(曾我祐準―明治政治の中の国民本位;明治維新と地方統治―井上毅・細川潤次郎の統治構想)
第3部 戦争・内乱と陸海軍の近代化(近代陸軍の形成と西南戦争―山県有朋と将官たち;海軍草創期のリーダーたち―木村喜毅、榎本武揚、川村純義)
第4部 維新の変革を見る目(福沢諭吉と明治維新―体験・史観・連鎖;ヴィクトリア女王が見た明治維新の男たち―一八六七~一九〇一年)
著者等紹介
伊藤之雄[イトウユキオ]
1952年福井県大野市生まれ。現在、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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