いま社会政策に何ができるか<br> どうする日本の家族政策

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いま社会政策に何ができるか
どうする日本の家族政策

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623092819
  • NDC分類 364
  • Cコード C3333

出版社内容情報

そもそも家族政策とは何か。なぜ国家が家族に干渉するのか、など様々な議論が噴出し、家族政策それ自体がタブー視されているような現状を打破すべく、本書では、家族政策を「人が生きることを支える政策」として捉え直し、他のアクターの適切な支えを得て「家族をひらく家族政策」を提案する。ケア政策、時間政策を中心としつつ、女性の貧困、移民やLGBT、生殖医療など、最も現代的な家族の課題への提言を試みる。

目次

家族をひらく家族政策
第1部 家族政策の今をつかむ5つのフレーム(子育て支援―社会が共同して負担すべきものは何か;超高齢・人口減少社会―いま問われているのは新たな社会設計・社会構想である;ワーク・ライフ・バランス―子育て期の家族生活の観点から;女性の貧困―家族を単位とした政策が生む問題;親密圏―親密圏からの子どもの退出とケアの保障を考える)
第2部 家族政策のこれからを読み解く12のイシュー(子ども虐待とメンタルヘルス問題のある親―包括的ネットワークによる生活支援;DV・子ども虐待加害者の脱暴力化支援―親密な関係性における暴力への介入;親に育てられない子どもたち―要保護児童と社会的養護;里親家族とその支援―親子関係から「親族」関係へ;認知症ケアはどこに向かうのか―「その人らしさを支える」の先へ ほか)

著者等紹介

落合恵美子[オチアイエミコ]
同志社女子大学講師、国際日本研究センター助教授等を経て、京都大学文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぷほは

4
多岐に渡る論点が提示されている。注目すべきは親密圏やワークライフバランスなどの諸概念と具体的なデータや統計情報、それに社会制度の変遷や各国比較が高度に結び合わせられながら議論が展開していくことだ。たとえば男性育児休業では日本は取得率が低いことまでは常識だが、国際レポートによればむしろその恩恵は高い水準だと指摘されており、ではなぜ取得率は低いままなのか?という謎かけから始まる。ここでうっかり「そりゃ儒教文化の影響とか。」などと早合点してしまうと現実の社会制度の複雑さを見落とすことになる。非常に勉強になった。2023/08/30

My

0
ふらっと図書館行って新しい本コーナーでたまたま手に取った本だったけど、人口減少社会の問題、認知症ケア、生殖医療など、私の興味を凝縮したような本だった。 この本に書いてあることはごく一部なんだろうけど、それでも自分が知らなかったこと、思い至らなかったこと、聞いたことはあったけど忘れてたことばかりで果てしない。 それにしても全体にわたってケアという言葉が本当によく出てきた。 構成も分かりやすくて勉強になったので、同シリーズの他巻も読んでみたい。2022/03/14

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