出版社内容情報
生涯発達という広い視野から日常の暮らしへの適応支援を考える「臨床発達心理学」。近年の社会的変化を踏まえたうえで、臨床発達心理学の基礎を学び、臨床発達心理士としての基盤を培うためのシリーズ第4巻。本書では、情動や社会性をとらえる基礎理論を紹介したうえで、アタッチメント、自己の発達に至るまでを詳細に解説し、さらにその具体的支援へとつなげて論じる。「臨床発達心理士」資格認定試験対応テキスト。
目次
第1部 社会・情動発達の理論(社会・情動発達の基礎;情動の機能と関係性の発達;気質と個性、パーソナリティの発達;社会性の発達;対人関係と集団参加の発達;アタッチメントの発達;自己の発達)
第2部 社会・情動発達のアセスメントと支援(社会・情動アセスメントの考え方;自閉症スペクトラム障害における社会・情動支援;多動・衝動性・攻撃性への社会・情動支援;関係性の病理と支援;事故・災害と心的外傷への支援;異文化適応に対する支援)
著者等紹介
近藤清美[コンドウキヨミ]
帝京大学文学部心理学科教授
尾崎康子[オザキヤスコ]
相模女子大学人間社会学部人間心理学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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