出版社内容情報
学問的変遷を経て、「ノーベル経済学賞」受賞。北欧福祉の経済思想家、未邦訳論文選。
内容説明
人間の価値評価の役割をいかに説明するか。学問的変遷を経て、「ノーベル経済学賞」受賞。北欧福祉の経済思想家、未邦訳論文選。
目次
第1章 経済学における目的と手段
第2章 景気循環における財政政策
第3章 人口問題と政策
第4章 社会理論と社会政策の関係
第5章 いっそう緊密に統合された自由世界経済に向けて
第6章 貿易と援助
第7章 世界の発展における平等問題
第8章 紹介への返答―経済学の発展における危機と循環
第9章 発展とは何か
第10章 制度派経済学
第11章 功利主義と現代経済学
著者等紹介
ミュルダール,グンナー[ミュルダール,グンナー] [Myrdal,Gunnar]
1898~1987。スウェーデンの経済学者。1920年代に主流派経済学における理論構築から研究を開始したが、1930年代に経済学者兼政治家としてスウェーデン福祉国家の建設に深く関与した後、アメリカ黒人差別問題調査を経て、1940年代には主流派を批判する「制度派経済学者」へと至った。スウェーデン国内では、経済学者として「ストックホルム学派」に属し、主にストックホルム大学に在職するとともに、社会民主労働党員として国会議員や商務大臣を務めた
藤田菜々子[フジタナナコ]
1977年生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。現在、名古屋市立大学大学院経済学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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