池上彰の現代史授業 ２１世紀を生きる若い人たちへ 平成編〈４〉平成二十年代―世界と日本の未来へ

池上 彰【監修・著】

ミネルヴァ書房（2015/03発売）

• サイズ A4判／ページ数 47p／高さ 27cm
• 商品コード 9784623071708
• NDC分類 K210
• Cコード C1321

出版社内容情報

大人気シリーズ第2弾！池上彰が分かりやすく、平成のトピックを徹底解説します！　平成時代は「大喪の礼」「バブル崩壊」「55年体制の終焉」「9.11」「地下鉄サリン事件」「金融危機」「東日本大震災」など昭和と合わせて、戦後史を振り返るのに欠かせないトピックが多くあります。それらを貴重な写真と著名な漫画家のイラストで、子どもから大人まで分かりやすい内容で紹介するシリーズです。2015年は戦後70年の節目の年でもあり、歴史への関心が高まることが予想されます。子供にも分かりやすい内容になっておりますが、もう一度歴史を問い直す大人にも読んでいただきたいシリーズ。

内容説明

現代史を、精選に精選を重ねて記述。決定的瞬間をとらえた写真を大きく、豊富に掲載。知識を整理する用語集・日本史世界史対照年表など、資料も充実。

目次

１　世界の変化（史上最大級の地震発生；外国の支援活動；初の原子力緊急事態宣言　ほか）
２　日本の領土（東京都、尖閣諸島買いとり；中国で反日デモが発生；日本の大陸棚が拡大！？　ほか）
３　新冷戦と日本（集団的自衛権の行使容認；過去最大の総額９５兆円超；ウクライナ問題　ほか）
資料編

著者等紹介

池上彰［イケガミアキラ］
１９５０年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、１９７３年、ＮＨＫに記者として入局。１９９４年から「週刊こどもニュース」キャスター。２００５年３月ＮＨＫ退社後、ジャーナリストとして活躍。２０１２年より東京工業大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒラ[e-mail]]

池上彰の現代史講座シリーズの最終巻。 直近の出来事や、進行形の諸問題が簡潔に解説されているのですが、意外にも現在を分析するのが難しい事だと感じました。 まだ評価や、客観的に理解する地点に立っていないからでしょうか。 これまでの巻ではあまり感じなかったのですが、ページ数が足りないように思いました。

2015/10/21

[Gen Kato]

資料として。さいとうたかを先生のエッセイが拾い物。

2016/11/07

[アキコ]

池上彰の現代史授業の最終巻。東日本大震災、原発事故による世界の反応、日本の周りの領土問題、そして新冷戦と言われる時代。様々な問題が私たちの周りにあることがわかります。世界の一員、そしてアジアの一員として日本が今後どのように歩んでいくのか、一人一人が考えていくことが大切と感じました。特に、p32の『ゴルゴ１３』さいとう・たかを氏の文章は、自分の頭で考えることの重要さを伝えていると思いました。

2015/12/23

[そーすけ]

この時期は、なんといっても東日本大震災。そして、世界的にはアラブの春。2012年には領土問題が大きくクローズアップされた。日本も世界も新しい戦いに向かっているようで心配である。

2015/07/12