内容説明
国連をはじめとする国際機構の歴史、組織、課題を学ぶためのテキスト。国際関係論、国際法、国際機構論の視点からの平和・貧困・人権・文化交流などのイシューを検証し、21世紀において国際機構が直面している課題をも学べる。理論と実践のバランスが取れた入門書。
目次
近代国家の成立と国際機構の発展
第1部 国際機構の発展と課題(国連の歴史的背景と目的・原則・組織;国連システムの政策決定過程;国連の財政;21世紀に向けた国連改革)
第2部 21世紀における国連システムの役割と挑戦(国際の平和と安全保障;国連システムと開発;人権、法の支配;ジェンダーと国連;文化/知的国際協力)
第3部 グローバル・ガバナンスにおける国連システム(地域機構との協力;加盟国の国連政策とIMF体制への対応;国連のパートナーシップ;国連事務総長と事務局の任務)
著者等紹介
内田孟男[ウチダタケオ]
国連大学サスティナビリティーと平和研究所所長特別顧問。中央大学経済学部元教授(国際公共政策担当)。国連システム学術評議会(ACUNS)理事や日本国連学会理事(渉外担当)を歴任。1970年から1955年にかけて、ユネスコ社会科学局プログラム・スペシャリスト及び国連大学首席学術審議官として国連の学術分野で長年勤務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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