内容説明
やっぱりフランス。あこがれの国。おしゃれ、自由、個性的―それはなぜ?文学、歴史、芸術から、グルメ、恋愛まで楽しくて深い文化学入門書。
目次
第1章 フランスがたどった歴史
第2章 フランス的精神
第3章 さまざまな芸術のかたち
第4章 生活という名の文化
第5章 現代社会の諸問題
第6章 世界の都パリ
第7章 さまざまな地方の表情
著者等紹介
朝比奈美知子[アサヒナミチコ]
東洋大学教授
横山安由美[ヨコヤマアユミ]
フェリス女学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さゆき
6
ずいぶん前に買っていたのをもう一度しっかり読んでみました。一つ一つの項目が短く、よくまとめられているので、入門書としては文句なしだと思います。また興味を持った項目は参考文献からより専門的な本にたどり着けるので便利です。2016/04/07
たろーたん
1
フランスの精神には二つの起源がある。一つは社会のエリート階級に由来する「宮廷精神」であり、もう一つは民衆起源のもので、フランス人の祖先と見做されているガリア人の「ガリア精神」だ。優雅で洗練されたイメージは前者、多少行儀が悪く、あけすけでからかい好きなイメージは後者によるものである。そして、もう一つ、ここにフランス革命以来の「共和国精神」を付け加えれば、フランス精神の主流をなす三本の大きな流れはつかめるだろう。(続)2023/09/29
ムツモ
1
興味のある所だけ流し読み…のつもりだったが、なかなか面白くて全てをじっくり読んだ。ふむ、一口に文化といってもそれぞれの項目が底なしの深さを秘めていて、この本を切っ掛けに多方面に広げていけそう。久々の読書を大好きなものからスタートできて幸せ。2016/05/13
さく
0
フランス文化のライトなところ、例えばカフェだとか食事だとか……の部分を知りたくて手に取ったけれど、政治、歴史、哲学など、より深くフランスの文化に触れている。パリジェンヌのマネをしてクロワッサンをかじったりワインを飲んだりしても、本当に理解したことにはならないから、深く学べて良かった。2015/07/18
田楽
0
フランスのことが多分野の視点から書かれている文化学入門書。政治、経済、歴史からファッションや食文化まで網羅していて、フランスを知りたい人におすすめの一冊。2012/08/03
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