内容説明
介護保険制度が導入され、介護の社会化が進む中で、高齢者の行動の背景にあるこころの理解と、それに基づくケアの重要性が認識されるようになっています。本書はこのような時代の要請をふまえ、さまざまな立場で介護の実践にかかわる人たちに役立ててもらうために、多くの事例検討や研究の成果に基づいて書かれた「老いとこころのケア」の入門書です。
目次
第1部 高齢者のこころの理解とケア(高齢者のこころの理解;認知症高齢者の行動の心理的理解;高齢者施設におけるケア;高齢者への心理療法;家族介護者の理解;アセスメントによる高齢者の理解)
第2部 老年行動科学の基礎(老いの生活への適応過程;高齢者と生きがい;高齢者はどうみられているか;老いと疾病)
著者等紹介
佐藤眞一[サトウシンイチ]
大阪大学大学院人間科学研究科教授
大川一郎[オオカワイチロウ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授
谷口幸一[ヤグチコウイチ]
東海大学健康科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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