目次
1 家族とは何だろうか?
2 恋愛から結婚へ
3 結婚生活と夫婦関係
4 子育て
5 親と子の関係
6 家族の臨床/病理
7 家族のゆくえ
著者等紹介
柏木惠子[カシワギケイコ]
1932年生まれ。東京女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jackbdc
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家族問題を多様な切り口で論じる整理に役立つ本。男と女、家族と社会の関係から様々な問題が生じる状況が理解できる。不愉快になった点がひとつ。何人かの執筆者が、自分の気に入らない説を否定する際に、上から目線で決めつけるような物言いをしていた。そのような振る舞いに対して、学問的にもそのような主張をする因果関係が読み取れなかったし、何より人として不遜だと感じた。何れも男女の性差についての論考についてであった。男女の差異について冷静に論じることのできる女性がたくさん存在することを知っているだけに残念に思えた。2020/10/17