内容説明
宗峰妙超(一二八二~一三三七)禅僧、京都・大徳寺開山。大燈国師の名で親しまれ、京都・大徳寺の開山である宗峰妙超。後醍醐天皇、花園天皇に外護され、大徳寺の基礎確立をなしたばかりか、尼道場を創建し、女性にも禅の教えを広めた。本書はその偉業を史料から丹念に拾い、全体像をつかむ試みである。
目次
第1章 雲水への歩み(播磨国揖西の人;求道の旅に出る)
第2章 聖胎長養(南浦紹明に師事;京都東山に隠棲 ほか)
第3章 大徳寺開創と尼禅寺創建(花園上皇と面謁;後醍醐天皇を外護者とする ほか)
第4章 行脚の後(遺誡法語;寺規の制定 ほか)
第5章 大燈禅(公案;説禅 ほか)
著者等紹介
竹貫元勝[タケヌキゲンショウ]
1945年京都府生まれ。現在、花園大学教授・花園大学図書館長。正眼短期大学特任教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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