来たれ、新たな社会主義―世界を読む 2016‐2021

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来たれ、新たな社会主義―世界を読む 2016‐2021

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  • サイズ 46判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622090731
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0033

出版社内容情報

ブレグジット、トランプの勝利と敗北、マクロンの諸改革、新型コロナ・パンデミック、気候危機……激動する世界のただ中で、格差と闘うエコノミストは何を訴えたのか? ピケティが構想する「新たな社会主義」とは? 2016年から21年初頭にかけて『ルモンド』紙に寄稿したコラムから44本を精選し、新たに「序文」を付す時評集。『21世紀の資本』から進化を続ける思考と格闘の軌跡。G・ズックマン、Y・バルファキス推薦。

内容説明

英国のEU離脱(ブレグジット)、トランプの勝利と敗北、マクロンの諸改革、プーチンの泥棒政治、新型コロナ、気候危機…激動する世界のただ中で、格差と闘うエコノミストは何を訴えたのか?ピケティが構想する「新たな社会主義」とは?2016年から21年初頭にかけて『ルモンド』紙に寄稿した時評から44本を精選し、新たに「序文」を付す。『21世紀の資本』から進化を続ける思考と格闘の軌跡。

目次

来たれ!社会主義 2020年9月
第1部 グローバル化の方向性を転換するために 2016‐2017(ヒラリー、アップル、そして私たち 2016年9月13日;IMF、格差、そして経済研究 2016年9月20日;男女間の賃金格差―19パーセントか、64パーセントか? 2016年11月7日 ほか)
第2部 フランスのためにはどんな改革をすべきか? 2017‐2018(フランスの格差 2017年4月18日;フランスのためにはどんな改革をすべきか? 2017年5月16日;トランプはレーガンのパワーアップ版だ 2017年6月13日 ほか)
第3部 欧州を愛することは欧州を変えること 2018‐2021(欧州の民主化のためのマニフェスト 2018年12月10日;「黄色いベスト運動」と税の公正 2018年12月11日;フランス革命前夜を彷彿させる債務危機 2019年1月15日 ほか)

著者等紹介

ピケティ,トマ[ピケティ,トマ] [Piketty,Thomas]
1971年、クリシー(フランス)生まれ。パリ経済学校経済学教授。社会科学高等研究院(EHESS)経済学教授。EHESSおよびロンドン経済学校(LSE)で博士号を取得後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭を執る。2000年からEHESS教授、2007年からパリ経済学校教授。多数の論文を発表。経済発展と所得分配の相互作用について、主要な歴史的、理論的研究を成し遂げる。世界不平等研究所および世界不平等データベースの共同ディレクター、「欧州の民主化のためのマニフェスト」の発起人も務める

山本知子[ヤマモトトモコ]
フランス語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学新聞研究所研究課程修了

佐藤明子[サトウアキコ]
翻訳家。東京大学理学部生物化学科卒業。理化学研究所勤務を経て、英語・フランス語翻訳に携わる。メディカル関係の実務翻訳をはじめ、書籍や雑誌翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばたやん@かみがた

100
《困難だが希望への第3の道》大ベストセラー『21世紀の資本』(恥ずかしながら未読)の著者が語る格差や気候変動・コロナとの戦いについて考え訴える書。次の三点が感想です。/①膨大なデータから、先進国の格差縮小が逆転したことを証明、その理由も論証した実績ある著者。本書は短いエッセイ集ですが、それぞれの中で端的なグラフを示すことで説得に手抜かりありません。そのうえで、一般企業への労使共同制度の導入による経営者の暴走抑制、共同議会による民主的で現在より迅速で実行力のある社会的平等志向する税制や財政の実現(1/4) 2022/10/02

まゆまゆ

11
格差を広げ地球環境を使い果たす現在の資本主義の体制に変わる、格差縮小と教育や雇用への平等なアクセスを保証する社会を目指す新しい参加型の社会主義について考えていくことを訴える時事コラム集。確かに現状を嘆いていても始まらない。一人ひとりが同じ方向を目指すための体制づくりが急務なんだろうけど……2022/11/10

くらーく

2
ルモンド紙の寄稿を本にまとめたのね。時系列なので、その当時の事が思い出して懐かしいね。トランプ大統領の当選は、ピケティ氏のような良識的?な人には、想像以上にショックだったのだろう。r>gとなっている世界では、資産に課税して、不平等を少しでも小さくしないと、という考え方には賛同する。本書でもしつこく格差是正、不平等軽減を謳っている。社会主義って言葉にはちょっと引くけど、経済的な社会主義はありだと思う。実際、ビル・ゲーツやウォーレン・バフェットのような超資産家達も増税しろ、と言っているしな。小欲知足だなあ。2023/02/11

むっち

2
少なくとも私は「21世紀の資本」 までピケティは知らなかったが、新聞連載のコラムで、彼の社会民主主義者としての主張は明解で小気味よい。格差が拡大する事を容認する資本主義を放置する事は時代遅れであるばかりか温暖化防止とも両立するはずがない。ヨーロッパは世界規模の資本規制のための具体的政体を作る必要がある。格差にあえぐ人は自分たちの敵が移民や他国だとごまかす国家主義者と決別しないと未来がない。アメリカ民主党エリートはポピュリズム政治になびく人が多い原因を格差を放置する自らの政策が原因であることに気づくべきだ。2022/09/25

yasu7777

2
★★★☆☆ 稲沢3556-2842022/08/21

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