ファシズム―警告の書

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ファシズム―警告の書

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  • サイズ 46判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622089438
  • NDC分類 311.8
  • Cコード C0031

出版社内容情報

「ファシストたちに初めて暮らしを方向転換させられたのは、私がよちよち歩きを始めたばかりの、1939年3月15日だった。その日、生まれ故郷のチェコスロバキアにドイツ軍がなだれ込んできたのだ」(第1章より)。



米国初の女性国務長官となったオルブライト(1937-)が鳴らす「ファシズム」復活への警鐘。プラハのユダヤ系家庭に生まれ、ナチズムとスターリニズムの脅威を逃れて一家でアメリカに亡命した過去をもつ彼女ほど、このテーマを語るのにふさわしい人物はいない。幼少期の戦争体験から説き起こし、クリントン政権の国連大使、国務長官として対峙したミロシェビッチ、プーチン、金正日ら各国指導者の印象を交え、トランプ大統領誕生の前後から国内外で高まっている危険な兆候を国別に分析、その特徴と克服のための道筋を論じる。20世紀ファシズムの体験談、東欧研究者としての知見、外交トップとしての経験が盛り込まれ示唆に富む。『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー1位、『エコノミスト』年間ベストブックとなり、ドイツ、イタリア、韓国など各国で翻訳されている世界的話題作。

内容説明

アメリカ初の女性国務長官が鳴らす世界への警鐘。『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー1位、『エコノミスト』年間ベストブック。ナチズムとスターリニズムの脅威を体験し、冷戦後の米外交を担った重鎮の書。初邦訳。

目次

怒りと恐怖を操る教義
地上最大のショー
蛮族を目指す
同情無用
カエサル勢の勝利
崩壊
民主政治の独裁
遺体がたくさん
難しい芸当
終生の大統領
偉大なるエルドアン
KGBから来た男
「私たちは私たちです」
「首領様は永遠に私たちと共にいらっしゃる」
アメリカ大統領
悪夢
問うべきこと

著者等紹介

オルブライト,マデレーン[オルブライト,マデレーン] [Albright,Madeleine]
第64代アメリカ合衆国国務長官(1997‐2001年)。米国初の女性国務長官。1937年、チェコスロバキアのプラハでユダヤ系家庭に生まれる。父は同国の外交官。第二次世界大戦直前に英国に避難し、戦後プラハに戻るが、1948年の共産党政権成立を機に一家でアメリカに亡命。ウェルズリー大学を卒業後、コロンビア大学で政治学博士号取得。カーター政権の国家安全保障会議スタッフ、ジョージタウン大学教授を経て、1993年、第1期クリントン政権で国連大使。1997年、第2期クリントン政権の発足とともに国務長官に就任。2001年退任後は、民主党国際研究所(MDI)所長を務め、ジョージタウン大学大学院でも教鞭を執る。2012年に米大統領自由勲章、2018年に旭日大綬章を受章

白川貴子[シラカワタカコ]
翻訳家。国際基督教大学卒業。獨協大学外国語学部講師

高取芳彦[タカトリヨシヒコ]
英語翻訳者。書籍翻訳のほか、ニュース記事の翻訳・編集を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Willie the Wildcat

74
ライス元国務長官の自伝で知った女史との縁で、本著を手に取る。ウクライナ危機前に執筆された女史のMSG。出自を踏まえた表題への警鐘。近代史を踏まえた表題の定義。民主主義の成果を問いかける件が印象的。1ToManyからMany2Manyと変遷する現代NET世界への警鐘。信頼と”深呼吸”。権利と義務、自由と責任など、様々な矛盾の交錯に同感。一方、要所で滲む象と驢馬の確執の弊害は、女史自身も例外ではない印象。批判は結構だが、民主主義プロセスで選ばれた前POTUS。そこに象も驢馬も無い。踏まえた提言が欲しかった。2022/06/11

キミ兄

5
元アメリカ国務長官のオルブライトによるファシズムの脅威を語った本。ムッソリーニ、ヒトラー、マッカーシー、ミロシェビッチ、チャベス、エルドゥアン、プーチン、オルバーン、キムジョンウンについて語っているのだが、本人の政治的立場がはっきり記されていないので、客観的なのか国務長官としての愚痴なのか、だれがファシストなのかがよく分からないで終わる。☆☆☆。2021/02/10

柿の種

3
私は政治的背景の知識がないに等しいので、非常に勉強になった。それでもこの本だけでは上っ面だけしか解らないと思う。多くの人がかかわる世界ではそれぞれの考えが真っ向から対立することは仕方がないことだけれど、そうではあれば相手の考え方を尊重して議論を重ねる必要がある。民主主義の基本的な考え方はこの考え方だろう。世界には、民主主義あるいはその他の社会運営の仕方もあるが、それぞれ短所長所があると思う。2023/08/21

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