ジェネリック―それは新薬と同じなのか

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ジェネリック―それは新薬と同じなのか

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  • サイズ B6判/ページ数 464p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622086512
  • NDC分類 499.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ジェネリック医薬品といえば、従来の薬よりも安いが、なんとなく不安があるというイメージではないだろうか。本書はジェネリック医薬品の歴史をはじめて明らかにする。アメリカで誕生し、いかがわしい薬とみなされていたジェネリック薬は、どのように現在の地位を得たのか。偽薬論争、政府・製薬会社・消費者の攻防など、ジェネリック薬が社会に定着するまでを明らかにした唯一無二の本。

内容説明

ジェネリック薬は先発薬とどのように「同じ」なのか。同等性をめぐる激しい論争、製薬会社の攻防、医療政策など、ジェネリックの歴史を初めて明らかにする。

目次

序 同じであって同じでない
1 名前には何が込められているのか?
2 ジェネリックなんてものはない?
3 同等性の科学
4 代替調剤に関する法律
5 ジェネリック消費のパラドックス
6 ジェネリック医薬品
結論 類似性の危機

著者等紹介

グリーン,ジェレミー・A.[グリーン,ジェレミーA.] [Greene,Jeremy A.]
1974‐。医師・医学史家。ジョンズ・ホプキンス大学医学史部門准教授。医師の製薬企業の歴史的研究の第一人者。著書Prescribing by Numbers:Drugs and the Definition of Disease(2006)でレイチェル・カーソン賞およびエドワード・クリーマーズ賞を受賞

野中香方子[ノナカキョウコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソウ

6
20世紀後半から21世紀初頭までの米国におけるジェネリックの詳細な歴史が書かれています。個人的には、冗長で食傷気味(笑)訳者あとがきが見事、要約を数ページに簡潔にまとめてくれています。私には、利権・覇権をめぐっての、当事者(先発メーカーとジェネリックメーカー)に政治家・ロビイスト・研究者を交えた合従連衡・バトルロワイヤルの歴史にしか見えませんね。結局、一番重要な消費者(患者)が置いてけぼりにされている感が半端ないです。2018/02/27

Humbaba

6
薬として一番重要な要素は同一の成分を含んでいたとしても、それ以外の部分では違いがある。それが薬効に影響しなければ特に問題ないのだが、単独では差がないとしても他と合わせた時に違いが生じる可能性もある。全てを調べきることなど出来ないため、どこで線引するかが重要だが、健康に関わる部分では中々判断が難しくなる。2018/02/05

ふみ乃や文屋

3
ジェネリック医薬品。薬局勤めの身として、またジェネリック医薬品の消費者としてとても興味のあるテーマなので読んだ。先発医薬品と「同じ」とされるが本当に「同じ」なのか。そもそも同じあるいは違うとはどういうことなのか。同じの定義や解釈を巡ってのアメリカを中心とした論述。2019/02/23

いきもの

3
図書館本。米国でのジェネリック医薬品とその周辺の歴史。化学的に同一であっても薬効に差が出るなど、同一性や差違性の科学は面白い。しかし、これに利害関係の製薬会社や医師薬剤師の団体、消費者、政治家や官僚が絡んでやや泥沼な様相をになっていく。製薬会社幹部は資本主義世界の悪役って感じだ。2018/09/20

vonnel_g

2
「同等だが同じではない」後発薬の知られざる歴史。最初は怪しげな業者が作る粗悪なものが、大手の製薬会社によって生産されるまでにこんな紆余曲折があったのだな。最近はジェネリックでも製薬会社の様々な工夫があったりするので、後発薬と疑わしく見るだけではなく賢く使う方向で。2018/05/28

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