出版社内容情報
いかにして天然資源を貧困削減につなげるのか? 開発国における資源産業の実態を踏まえつつ、環境主義と経済学を結ぶ中庸の道を提案
内容説明
“資源の呪い”のメカニズムとは?ガバナンスと資源の関係とは?探査から投資まで、アフリカなどの現状を分析し、自然回復と資源活用を調和させる道筋を示す。
目次
第1部 自然の倫理(貧困と略奪;自然は特別か)
第2部 資産としての自然(資源の呪い;自然資産の発見;自然資産の価値の確保;持続不能な収入;投資への投資)
第3部 生産工場としての自然(魚は自然資産か;自然の負債)
第4部 誤解された自然(自然と飢餓)
第5部 自然の秩序(自然の秩序の回復)
著者等紹介
コリアー,ポール[コリアー,ポール][Collier,Paul]
オックスフォード大学教授、同大アフリカ経済研究センター所長。専門は民主主義の政治経済的研究、アフリカの経済成長論、内戦、援助、グローバリゼーション、貧困についての経済学。世界銀行の開発研究グループ・ディレクター、イギリス政府顧問などを歴任
村井章子[ムライアキコ]
翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件