内容説明
本書では、そもそも計算とは一体何なのか?という素朴な疑問を皮切りに、プログラミングやアルゴリズム、シミュレーション、データマイニング、情報セキュリティといった話題からコンピュータサイエンスの全体像を見ていきます。計算を通して世の中を観るということの面白さと奥深さを実感してください。そして情報通信技術の未来を考えてみませんか。
目次
第1章 計算をとことん分解する
第2章 計算を実現する
第3章 プログラミングへの招待
第4章 アルゴリズムへの招待
第5章 計算世界観
第6章 コンピュータサイエンスの未来
著者等紹介
渡辺治[ワタナベオサム]
1958年神奈川県生まれ。東京工業大学大学院情報理工学研究科数理・計算科学専攻教授。博士(工学)。専門は計算の理論、とくにアルゴリズムの設計と解析、計算複雑さの理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パキ
5
私には難しかった。これはわかりやすい方なのか…2020/10/03
3
教科書として購入。講義がおもしろいので本にも期待してましたが、期待通り得るものが多かったように思います。入門書なので物足りない面もありました。しかし、分野の全体像を見るという意味では、読みやすく理解しやすい良著だと思います。教科書指定して学生に買わせ、印税を得るという仕組みを考えると少々癪ですが……2015/10/21
まえぞう
3
文章がうまいので一気に読めますが、内容をどこまで理解できたかというと疑問です。この手の話しを聞いていつも思うのは、完全に人間と同じ人工頭脳が可能かどうかです。私が生きているうちには無理だとは思いますが、それは原理的な話しか、原理的には可能だけどそんな能力を得るところまで持って行くのは現実的には無理だというな話しか、考えると頭が痛くなります。2015/10/05
オランジーナ@
2
入門書らしいが、ぜんぜんわからなかった。2021/05/09
きゆう
2
大学の講義を基にした、計算を中心としたコンピュータサイエンスの本。 あまり得意ではないが、知識を身に着けたいので手に取った。 自分にとっては4章のアルゴリズムの話が重かったが、全体的には読みやすかった。2018/11/03