京大人気講義シリーズ
エネルギー・環境・社会―現代技術社会論 (第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621082416
  • NDC分類 519
  • Cコード C1340

内容説明

エネルギーと大気環境問題、原子力エネルギーの将来、リスク社会―現代社会の重要問題群を具体的に解説。

目次

第1部 エネルギー・環境に関する問題(バイオマスエネルギーの技術革新;物質循環系とバイオマス;原子力エネルギーの将来;情報化・エネルギーとその課題;エネルギーと環境のシステム学;エネルギーと大気環境問題;環境問題と経済学;循環型社会のめざすもの)
第2部 リスクに関する問題(地震動予測研究・技術の最先端;リスク社会と科学技術;人間活動の環境負荷評価)
第3部 社会に関する問題(現代社会と豊かさ;コミュニティの視点)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっち

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大学の講義の参考書。人文科学的視点と自然科学的視点から現代の技術社会を再考する論文が収録されており、教養書としても十分だと思う。この本の著者全員の講義を受けたが、個人的に最も面白く感じたのは第13章杉万教授の「コミュニティ」論である。2012/01/15

taming_sfc

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京都大学大学院エネルギー科学研究科・エネルギー社会・環境科学専攻による2010年の著作。バイオマス、原子力、ITC、経済、循環型社会、リスク社会、豊かさ、等といったキーワードに沿って一線級の著者によって短く読みやすいが、極めて示唆に富む内容の論文が所収されている。昨今の福島原発事故関係の議論において、日本でもエネルギーについて考える向きが多いが、本書のような基本書を一読してから、専門家の議論を追うとよりその内容を理解することが出来よう。人気講義シリーズだけあって、まさに興味深い内容となっている。2011/05/07

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