放送大学教材
東南アジアの歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595318580
  • NDC分類 223
  • Cコード C1322

目次

東南アジアの特徴
東南アジアにおける地域と国家の形成(~14世紀)
交易の時代と港市の繁栄(15~17世紀)
近世国家群の展開と再編(18~19世紀)
植民地支配の進展
東南アジア経済の再編成
近代ナショナリズムの形成
日本の東南アジア支配
独立の夢と現実
ベトナム戦争
東南アジアの地域統合の模索
開発主義―国ごとに豊かさを求める時代
冷戦体制の崩壊とASEAN10の実現
経済発展と政治
総括―ASEAN共同体発足から見た東南アジア史

著者等紹介

古田元夫[フルタモトオ]
1949年東京都に生まれる。1974年東京大学教養学部教養学科卒業。1978年東京大学大学院社会学研究科国際関係論専門課程博士課程中退。1990年博士(学術)東京大学。1996年~2015年東京大学大学院総合文化研究科教授、総合文化研究科長・教養学部長、東京大学副学長、東京大学附属図書館長などを歴任。東京大学名誉教授、日越大学学長。専攻はベトナム地域研究、東南アジア近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夜間飛行

181
東南アジアは融和的な自然に恵まれ、普遍性よりも土地土地の文化に価値を見出してきた。古くは河川を軸に地域が営まれ、港市が農産地と外を繋いだが、この多中心的で境界の曖昧な〝マンダラ国家〟は近世から変容する。陸の王朝が港市を支配する一方、西洋勢力が島嶼部の港から進出、植民地支配は新しい重層性と分断をもたらした(これは後に民族運動における主体の混乱、独立後の紛争や経済的停滞を招く)。また日本の威圧的な占領やベトナム戦争も大きな爪痕を残した。その中から生まれてきたASEANが如何なる進展を見せるか大いに注目される。2023/10/22

植田 和昭

18
年末なので快調に読み進んで読了。東南アジアは、近いけどよく知らない地域。マレーシア、シンガポール、タイはいったことがあるけれど活力に満ちていたな。シンガポールは、自転車タクシーに騙されたんで、いい思い出がない。料金を聞くと指5本をだすので乗ると、目的地について50シンガポールドルを要求された。約4000円。う~むむ。まあそれはさておき、この地域の歴史が詳しく知れたのでよかった。今回も新型コロナウイルスの為自宅でのインターネットによる試験になるけど頑張るぞう。2020/12/29

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