目次
古代・中世史への招待
日本列島の原始から古代へ
律令国家への道
律令国家と天平文化
平安王朝の形成
平安政治の展開と大地変動・兵乱
摂関政治と国風文化
古代から中世へ
院政と文化
鎌倉と京
荘園と社会
室町時代の政治史
室町時代の社会
戦国時代の政治と文化
古代中世日本の達成
著者等紹介
佐藤信[サトウマコト]
1952年東京都生まれ。1976年東京大学文学部国史学科卒業。1978年東京大学大学院人文科学研究科(国史学)博士課程中退。1979年奈良国立文化財研究所研究員。1985年文化庁記念物課。文化財調査官。1989年聖心女子大学文学部助教授。1992年東京大学文学部助教授。1996年東京大学大学院人文社会系研究科教授。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(文学)、東京大学、1997年。専攻、日本古代史
近藤成一[コンドウシゲカズ]
1955年東京都生まれ。1980年東京大学文学部国史学専修課程卒業。1982年東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程修士課程修了。東京大学史料編纂所教授を経て、放送大学教授、東京大学名誉教授。博士(文学)、東京大学、2016年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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オザマチ
15
古典文学や言語学の講義と併せて履修しているので、内容が一部リンクしており,大変興味深く学べた。中学・高校で学んだ内容も含まれるが、歴史小説を読んだり関係する場所を観光で訪れた後なので、大人になった今の方が面白く感じる。2020/06/28
AKa
2
再読。誰のことかは言いませんが、昔から担当されてるようだけど、内容のアップデートをしてないんじゃないの……と参考文献に並んだ本を見て思った。その時代については、他の本で補うべき(ただ学生だと試験の解答に関わるかも知れないので、そこは面従腹背か……)。2019/02/20
Hisashi Tokunaga
1
文献以外の歴史資料の重要性に触れられている。その後、新聞紙上でそのことに触れる記事が22年幾つか掲載された。下記に記す。①古文書に挟まれた虫のタイムカプセル。幻といわれるクモを発見したり、虫の分布の変化が分ったり。鳥取博物館専門職の深川さんの研究(ASA4・1、6・14)②纏向遺跡で出土の犬「古墳時代最大級」古墳時代に中国朝鮮から持ち込まれたのでは(8・36)③ゴキブリ5千年前から家の中に縄文土器にゴキブリの卵が練り込まれた跡(9・29)④平城京跡で発掘された皿は古代ボードゲーム「かりうち」(5・18)2022/10/05
Hisashi Tokunaga
1
楽しく受講することと、受験(試験で合格点を取る)とは正に別物だということ。それに日本史に限らず、世界史・中世史へのアプローチ手法が多様化してきていることが感じられれば先ずは良しとしますか。2019/01/31
AKa
1
OCWで受講(要はWebで全15回公開されている放送授業を観ながら読んだってだけ)。文献に偏らず、物質史料を交えての解説が多かった印象。2018/07/26