出版社内容情報
このお話は、はるかかなたの島からはじまる。そこは、ゆめのこどもが生まれる場所。みんな、ほんとのこどもがみつけてくれるのをまっている。けれど、とうとうまちきれなくなったぼくは……鮮やかに描かれる、ともだちの絵本。
内容説明
このお話は、はるかかなたの島からはじまる。そこは、「ゆめのこども」が生まれる場所。みんな「ほんとのこども」がみつけて、名前をつけてくれるのをまっている。けれど、いつまでたってもみつけてもらえず、とうとうまちきれなくなった「ぼく」は…コルデコット賞受賞。
著者等紹介
サンタット,ダン[サンタット,ダン] [Santat,Dan]
アメリカの絵本作家。『ビークル―ゆめのこどものおはなし』でコルデコット賞受賞。南カリフォルニアに、妻とふたりの子どもと暮らしている
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
詩人。1931年、東京都生まれ。21歳のとき、詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mii22.
61
ビークルは夢のくにで生まれた子ども。しろくて王冠をかぶった可愛い子ども。夢のくににから現実の世界へまだ見ぬともだちに会いに冒険の旅に出発した。ただ待っているだけではダメなんだ。勇気を持って一歩踏み出さなければ。どんな困難が待ち受けていようとも一歩踏み出せば差しのべられる手がきっとある。幻想的な夢の世界から現実の世界に目を向ければ..心をざわつかせる風景を目にして戸惑う。孤独から抜け出すための一歩には勇気がいるがそこから輝く未来がきっとみえてくるはず。2019/04/23
たまきら
27
たった一人の子どもに出会うために夢の国でその子に呼ばれるのを待っている白いやつが主人公です。でも待つのに飽きたからその子を探しに行くんですよ。とてもかわいい絵のおかげで、ちょっと抽象的な設定にもかかわらずすんなりとオタマさんが受け止めてたのが興味深かった。裏表紙の子どもと夢の国の…妖精なのか?のマッチングがかわいくて、ココがカラーならいいのにな、とオタマさん。ちなみにオタマさんは夢のこういう人たちはいらないそうです。クールぶりっ子の1年生め。2018/05/10
ごへいもち
23
イマイチピンと来ない。子供には楽しめるのかなぁ2020/01/31
魚京童!
16
忙しいしね。夢なんて追ってる余裕はないんだよ。2018/10/14
ヒラP@ehon.gohon
15
絵が素晴らしいと思いました。でも、よくわからない絵本です。2017/12/13