出版社内容情報
主にワールドシリーズ制覇から、日本復帰そして引退までの上原選手の強さの秘訣を具体的なエピソードなどを入れて解説した一冊。
内容説明
ワールドシリーズ制覇後、現役にこだわり、日本球界に復帰。そして日本人唯一の100勝100セーブ100ホールド達成。一年でも、一日でも長く野球を続けるために―。度重なるケガに苦悩し続けた男が最後に考えたこと。
目次
第1章 ワールドシリーズ制覇を経験して(クローザーの役目は「チームを勝たせる」こと;忘れられない黒星 ほか)
第2章 日本球界復帰(現役こそが華;原点の背番号「19」 ほか)
第3章 プロとしての心構え(変化にも「ぶれない心」を;すべては自己責任 ほか)
第4章 人に育てられ、人に学ぶ(栄養管理の大切さ;ボストンマラソン連続爆破テロ ほか)
第5章 不屈の私が伝えたいこと(「田澤ルール」への疑問;12球団で統一したルールを ほか)
著者等紹介
上原浩治[ウエハラコウジ]
1975年4月3日生まれ。大阪府出身。東海大仰星高校時代は外野手兼控え投手。1年浪人して大阪体育大学に入学し頭角を現す。大学3年時に日本代表に選ばれ、97年のインターコンチネンタルカップ決勝では、当時国際大会151連勝中だったキューバ相手に先発し、勝利投手となる。98年、ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。1年目に20勝4敗で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率の投手4冠を達成。新人王と沢村賞も受賞する。2004年にアテネオリンピック日本代表に選ばれ銅メダル。06年にはWBC日本代表に選ばれ初代王者に貢献。07年にはジャイアンツの球団新記録となる32セーブをあげた。08年にFA宣言でメジャー挑戦を表明し、1月14日ボルチモア・オリオールズと契約。11年シーズン中にテキサス・レンジャーズへ移籍し、アメリカン・リーグ優勝に貢献。FAとなった2012年オフに、ボストン・レッドソックスと契約し、13年にはクローザーとしてワールドシリーズ制覇に貢献。リーグチャンピオンシップMVPにも輝く。16年12月14日、シカゴ・カブスに入団。18年3月9日、10年ぶりに日本球界に復帰。読売ジャイアンツでプレーするも翌19年5月20日、現役引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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