出版社内容情報
森の中に小さなおばけがいました。泣いているうさぎの子をなぐさめようと、お月見のお団子に変身したおばけですが……。『めがねうさぎ』40周年フェア展開中。
内容説明
おつきみのよる、ちいさなうさぎちゃんをなぐさめようと、しんせつなおばけちゃんはおだんごにばけますが…。
著者等紹介
せなけいこ[セナケイコ]
東京に生まれる。モダンな作風で知られる画家の武井武雄氏に師事し、絵本の世界に入る。1970年に、「いやだいやだの絵本」(福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫 綺
105
泣いてるうさぎの子をあやすおばけ。そこまでせんでも・・・。2016/07/23
たいぱぱ
79
中秋の名月だったからか、本屋に月の絵本がピックアップされてました。子供たちも「めがねうさぎ」シリーズ大好きだったからついつい目に止まっちゃいます。せなさんの絵本はとても温かいオーラを感じます。そしてユーモアもたっぷり。おばけくんよ!お団子に化けたら大変なことになるぞ!ほら!やっぱり💦という展開ですが、このニヤけてしまう展開を待ってるのです!たぶんこの絵本を読む子供たちもこれを待ってるのです(笑)。そして大人も子供も笑顔になれて癒さるのです。2022/09/15
mug
62
おつきみの時季になると読みたくなる絵本。迷子のうさぎちゃんを元気づけようと、体を張るおばけ。せっかく喜んでもらえたのに…痛っ!(>o<") 優しいおばけに癒される。2020/09/28
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
60
せなけいこの絵本のこのおばけちゃんが好きである。来世はこんなおばけになりたい。今回はお月見。泣いてる小さなうさぎを見つけて慰めるおばけちゃん( *´д)/(´д`、)。優しいおばけなら存在として最強かも知れない。うさぎの為に月見団子に化けてかじられ泣くおばけ。化け方が見事であった証拠である。初めて読んでも何だか懐かしく、すんなり飲み込める絵本である。2016/09/26
annzuhime
44
図書館本。4歳7ヶ月の次女がチョイス。泣いているうさぎちゃんの為にお月見を準備するおばけ。一生懸命お世話する優しいおばけで、読んでいてほっこりする。せっせと世話するおばけのことも、気の向くままに感情を出すうさぎのことも、どっちも理解できる子どもの行動。おばけの優しさと、みんなでするお月見がとても素敵な1冊でした。2020/12/21