どうか忘れないでください、子どものことを。

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591133859
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

内容説明

「子どもが喜ぶこと」をしてあげること。そしてそれを「自分自身の喜び」とすること。これだけで、親子関係はもっとも素晴らしいものになる。全てのお母さん、お父さんをあたたかく包み込む、感涙必至のメッセージブックが誕生!

目次

人と上手に交われないことほど大きなストレスはありません
はいはいを始めたばかりの赤ちゃんは、いつも見守られながら冒険している
振り返れば必ずママがいる、という安心感ほど大きいものはありません
「見捨てられ不安」を子どものなかに残さないようにしてあげてください
「おしゃべりできる」ことが「コミュニケーション力」ではありません
お母さんは、子どもが喜ぶことをしてあげるだけでいいのです
子どもが喜ぶことを親が喜ぶことで、「喜びを分かち合う力」が育ちます
喜びを分かち合う力が育つと、子どもはやがてお母さんの悲しみも理解できるようになります
「いじめっ子」は悲しみを分かち合う力が育っていない子どもです
「個人主義」と「利己主義」を勘違いしてはいけません〔ほか〕

著者等紹介

佐々木正美[ササキマサミ]
児童精神科医。1935年、群馬県生まれ。新潟大学医学部卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学児童精神科、東京大学精神科、東京女子医科大学小児科、小児療育相談センターなどを経て、川崎医療福祉大学特任教授。近年は臨床医としての活動のみならず、地域の親子との学び合いに最も力を注いでいる。専門は児童青年精神医学、ライフサイクル精神保健、自閉症治療教育プログラム「TEACCH」研究。糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞、エリック・ショプラー生涯業績賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しぃ

33
優しい言葉と優しい絵に心が洗われるような本でした。トゲトゲしていた心がまあるくなった気がします。私自身も含め、確かに父性的な母親が多い。だけど子どもにとって長い時間を一緒に過ごす母親こそ、母性的でなくてはならないのだと。子どもが求める優しい母親になりたい。家庭で与えるのはやさしさだけでいい、そう言い切られるとホッとしますね。まだ遅くないという言葉を信じ、今日からもっと喜びを分かち合える親子になりたいと強く思いました。2017/01/13

はな

28
優しい文章に溢れた親子のための本。子どもが喜ぶことをしてあげなさいという言葉にハッとさせられた。幼稚園では暴れん坊、家ではいい子。玉井そういう子も話で聞くけれど、親の前で自分の思いを出せないって切ないと感じました。親は教育者ではなく保護者。覚えておきたいと思います。2015/05/26

18
佐々木正美先生の本は2冊目。読了後の感覚が以前と同じでした。頭に浮かんだ言葉は「人間性」。この人に会ったことなんてもちろんありませんが、職業柄を抜きにしてもきっと「いい人」なんだと思います。子育てをしていて色々悩むことは当然ありますが、佐々木先生が繰り返し言われる言葉「子供の喜ぶことをしてあげてください」は、自分自身迷った時に立ち戻るべき原点にしようと思いました。育児や発達に関する本、これからも読んでいくつもりです。佐々木先生にはきっとこれからもお世話になります。2014/05/02

さく

17
子どもへの眼差しが温かい。いろんなお母さんに読んでもらいたい。子育てが楽しくなりそう。2019/12/17

みい

15
親として子どもとどう向き合うのか、迷ってばかりいる。毎日、毎日のことなので逃げ出すわけにもいかず、試行錯誤。苦しいことも悲しくなるときもある。それでも最後は子どもの笑顔に救われている。佐々木先生は言う。子どもの喜ぶことだけをしてあげなさい、と。シンプルで、なんと的確な一言だろう。子どもが親から大切にされていると思え、家は絶対的な安心できる場であること。これ以上大切なことはない。読み終えて優しい気持ちになれた。ただただ優しいお母さんでいたいと思った。2015/10/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6990231
  • ご注意事項

最近チェックした商品