出版社内容情報
男性本位の定年制のもと、見落とされがちな女性を対象とした性別定年制の実態をさぐる。性別定年制について統計的に把握し、判例を通して内容や性別格差等の変遷を考察。
目次
第1部 性別定年制をめぐる動向(定年年齢における性別格差―1950年代‐80年代における推移;結婚等退職制の推移―労働省婦人少年局による実態把握と政策的対応、1950年代‐80年代)
第2部 性別定年制の事例研究(民間企業における性別定年制―1950年代‐70年代;地方公務員の退職勧奨における性別格差―1960年代の一般行政職を中心として;農協職員の性別定年制―1970年代‐80年代を中心に)
著者等紹介
大森真紀[オオモリマキ]
1951年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。経済学博士。佐賀大学(経済学部)、立教大学(経済学部)、早稲田大学(社会科学部)勤務を経て、早稲田大学名誉教授、NPO法人日本ILO協議会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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