EToS叢書<br> 水都としての東京とヴェネツィア―過去の記憶と未来への展望

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水都としての東京とヴェネツィア―過去の記憶と未来への展望

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  • サイズ A5判/ページ数 451p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784588780134
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C1352

出版社内容情報

水の都として知られる江戸-東京とヴェネツィアの人びとは、古くより水とともに生き、文化・コミュニティを育み、経済活動を営んできた。建築学、歴史学、社会学、文学、ガバナンス、アートといった学問領域を横断し、二つの巨大な〈水都〉の過去・現在・未来を一望する論文集。生活が一変したコロナ禍の世界において、豊かでサスティナブルな都市の姿をふたたび描き出すための手がかりがここにある。

内容説明

水とともに生きる都市空間の再生へ。歴史に学び、未来を構想する。

目次

イントロダクション
第1部 場所の記憶、水の記憶(地誌と絵本挿絵のなかの江戸;都市の娯楽と記憶―『むだ砂子』考 ほか)
第2部 地図学と地理学における水都(現代に継承された江戸東京の庭園―水系と地形の多様性が生み出すユニークさ;絵地図における首都東京の風景表象―江戸から明治へ)
第3部 建築遺産と未来(効果をあげないヴェネツィア保全のツール―その理由は?;“地域の生態系”の維持や継承―東京の「銭湯」の例 ほか)
第4部 水都をとりまく環境(ヴェネツィア―水のテリトーリオ;水に映しみる墨東の変貌 ほか)
第5部 グローバル都市の住民―経済・文化・ガバナンス(水都東京の再生プロセスと今後への展望;「大都市圏ヴェネツィア」に関する議論における水とウォーターフロント、もしくは欠けている論点 ほか)

著者等紹介

カーロリ,ローザ[カーロリ,ローザ] [Caroli,Rosa]
ヴェネツィア「カ・フォスカリ」大学言語・比較文化学部教授。専門は日本近現代史で、近代日本の発展を国家とその周辺に関するアイデンティティ主義の観点より研究する。沖縄研究にも携わり、2009年に第31回沖縄文化協会賞・比嘉春潮賞を受賞。近年では江戸東京の歴史研究も行う

小林ふみ子[コバヤシフミコ]
1973年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。法政大学文学部教授。専門は日本近世文学・文化

陣内秀信[ジンナイヒデノブ]
1947年、福岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現職は法政大学名誉教授・江戸東京研究センター特任教授。専門はイタリア建築史・都市史

高村雅彦[タカムラマサヒコ]
1964年、北海道生まれ。法政大学大学院工学研究科博士課程修了、博士(工学)。法政大学デザイン工学部教授。専門は都市史、建築史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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