EToS叢書<br> 風土(F^udo)から江戸東京へ

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EToS叢書
風土(F^udo)から江戸東京へ

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588780127
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C1352

出版社内容情報

哲学者和辻哲郎が構想し、地理学者オギュスタン・ベルクが発展させた〈風土学〉の方法論に基づき、世界の研究者たちが江戸=東京を論じた国際シンポジウムの記録。哲学、建築学、都市論、文学、美学と多岐にわたる議論が交わされるなかで、和辻が述べた「日本の珍しさ」がよりポジティヴに、発展的なかたちで立ち現れる。オリンピックを目前に控えた都市東京を深く知るための叢書、第2巻刊行!

内容説明

和辻からベルクへと継承された風土論の視座より東京を論じる。

目次

序―なぜ風土(F^udo)なのか
第1部 和辻『風土』における東京(「風土」から見た都市「東京」の珍しさ;和辻風土学で解く江戸東京の特質―皇居・武家屋敷・宗教空間;和辻哲郎の「江戸城」発見―「城」(一九三五)における壕と高層建築の対比
和辻哲郎にとっての東京―田舎あるいは古代という対立軸から)
第2部 風土からF^udoへ、ベルクの視点をめぐって(“脱中心化”と“再中心化”―風土学の本質的契機;都会の蛍―和辻哲郎とオギュスタン・ベルクとともに都市の風土を考える;不可能のパリとしての東京―「都市の風景」批判;風土と雰囲気―都市のための二つの概念)
第3部 風土と江戸東京(荒野と名前のない海と―江戸東京の原意味;文化的景観と風土、その担い手;水性の東京―映画に対する風土学の試み;イノヴェーションに直面する風土―戦後日本の都市の近代化をめぐる言説に見る風土の消失についての考察)
総括―風土(F^udo)と「珍しさ」の諸相

著者等紹介

安孫子信[アビコシン]
1951年、北海道生まれ。専門はフランス哲学、フランス思想史。京都大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。1996年より法政大学文学部教授。2008年から2014年まで法政大学国際日本学研究所所長。現在、同研究所兼担所員。現在、日仏哲学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。