出版社内容情報
自分たちの地域のことを外国語や映像を用いてどのようによその人に伝えるか。本書は、小学校英語とビデオレターという二つのツールを用いた異文化理解と交流の教育理論と実践の過程をまとめたものである。地域と密着した取り組みは、教科の目標や地域の枠をこえ、より大きな社会や知の体系とのつながりをつくる活動といえる。各執筆者は自らの経験を例に具体的な成果と課題を提示する。
内容説明
異文化を理解するための理論と実践。故郷のよさを伝える活動が、より大きな社会や知の体系と結びつくまで。
目次
1 新たな教育の潮流(潮流(1)小学校外国語教育
潮流(2)SDGsのための教育 ほか)
2 教育理論と実践 英語教育編(小学校外国語教育の教育学的理論;東京都公立小学校における外国語活動の実践)
3 教育理論と実践 メディア・リテラシーと復興教育編(ビデオレターの理論と実践;福島県白方小学校におけるビデオレター教育実践 ほか)
4 新たな教育理論に向けて(リテラシー概念の伸展―ESDの背景として;国際理解を育む視点 ほか)
著者等紹介
寺崎里水[テラサキサトミ]
法政大学キャリアデザイン学部教授(教育社会学)
坂本旬[サカモトジュン]
法政大学キャリアデザイン学部教授(メディア情報教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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新たな教育の潮流:小学校外国語教育 SDGsのための教育 自分たちの地域を知る学習活動 教育理論と実践:小学校外国語教育の教育学的理論 東京都公立小学校における外国語活動の実践 教育理論と実践:ビデオレターの理論と実践 福島県白方小学校におけるビデオレター教育実践 映像教育の理論と実践 福島県広野中学校における映像教育実践 新たな教育理論に向けて:リテラシー概念の伸展:ESDの背景として 国際理解を育む視点 メディア・リテラシー教育における批判的思考力 持続可能な地域のあり方に向けた学校教育2021/04/11