観光のラビリンス

個数:

観光のラビリンス

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 410p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784588675126
  • NDC分類 689
  • Cコード C1036

出版社内容情報

2000年代において、観光はどう変化するのか。ラビリンス(迷宮)ともいうべき複雑化した観光の現象と本質、その現状と未来を読み解く。

内容説明

観光は生きている。第二次大戦直後にエリートだけのものであった観光は、高度経済成長によって大衆化し、その終焉とともに安定期を迎えた。では、2000年代において、観光はどう変化するのか。その兆しをとらえるとともに、諸科学の成果を採り入れ、単なる移動についての記述やマーケティング論を越えて、ラビリンス(=迷宮)ともいうべき複雑化した観光の現象と本質、現状と未来を読み解く。

目次

第1部 観光の特殊性(なぜ、そして、どのように観光を定義するか;言葉と概念の起源;パラダイムを求めて;歴史的用語)
第2部 観光の発明(アリアドネの糸;観光の「類型異義語」;18世紀から2000年にかけての観光史の原動力:エリートによる発明)
第3部 2000年の地球規模化した観光(2000年にも維持される観光の特質;内容と行動;ヴァカンスに行く人々と行かない人々;送り出し側と受け入れ側、世界の観光フロー)

著者等紹介

ボワイエ,マルク[ボワイエ,マルク][Boyer,Marc]
フランスにおける観光史研究の第一人者。プロヴァンスのエクス大学観光研究センター設立に携わったのち、リヨン第2大学の観光学部を設立。同大学で副学長を務め、現在は同大学名誉教授。フランスを中心とする近代観光の歴史を精力的に研究している。観光専門家協会設立者の一人。地中海観光社会学学会の会長、全国観光審議会委員などを務める

成沢広幸[ナルサワヒロユキ]
1957年長野県生まれ、信州大学人文学部卒業、広島大学大学院文学研究科単位修得退学。現在は長崎国際大学、宮城大学の非常勤講師。専門はフランス観光論、観光文化論、観光史、観光地理論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SQT

2
観光地は社会的に作られるものである、という見地で議論がされている。構成は微妙だけど、学ぶべきところが多い(日本ではほとんど紹介されていない本だと思う、だからこそなのか、ためになる視点が多かった)2017/04/25

壱萬弐仟縁

0
冒頭の難しいことばの定義が多く並んでおり、なかなか、観光のもつ意味は歴史的にみると、理解しがたい気がした。末尾の全体の結論だけでもしっかりと読もう、と思った。4点に要約されている。つまり、フランスの観光のあり方である。4点目に、「自分の活動を、航空会社、贅沢品製造、ワイン、芸術工房など、全体として観光と協働すべき大きなパートナーと上手に連携させることが下手なのだ」(326ページ)。このことは、日本の観光地などにも言える。贅沢品としての漆器やワインの塩尻市が対照事例となり得るが、日仏比較研究も重要に思う。2012/07/09

MADAKI

0
フランス人らしいウイットに富んだ本2021/06/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1078295
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。