出版社内容情報
中世法学から見たホッブズ,ロゲリウスの『法解釈論』,レルミニエ『法史学入門』とその時代,ナンシーとバリバールにおける主権概念等を論じ,報告と討論を付す。
目次
中世法学から見たホッブス
一五世紀普通法学の法解釈方法論の一端―コンスタンティヌス・ロゲリウス『法解釈論』覚書
実証的サヴィニー研究の裾野―最近のDissertationenから
近代フランス法史学序曲―レルミニエ『法史学入門』とその時代
主権概念の歴史的使命は終わったのか―J‐L.ナンシーとE.バリバールにおける主権概念
社会秩序・過剰秩序
著者等紹介
金山直樹[カナヤマナオキ]
法政大学教授。1954年大阪生まれ。同志社大学、ノックスカレッジ、京都大学、そしてパリ第1大学に学ぶ。姫路独協大学を経て現職
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