出版社内容情報
校内暴力,体罰,校則,いじめ等に対して,裁判所はどのような判決を下してきたか??〈子どもの権利条約〉と判例を対比しつつ,子どもの権利確立のために考える。
内容説明
本書は、従来の日本における子どもの人権をめぐる主要な裁判例を網羅的に収集し、それを子どもの権利条約の各条文別に分けて整理し、かつ、その関係について解説を加えたものである。
目次
第1部 子どもの権利条約と裁判研究(子どもの権利条約と日本の裁判に関する研究の意義;子どもの権利にかかわる裁判の状況;国際人権法の国内裁判における適用と子どもの権利条約;生徒の人権に関する問題事例)
第2部 判例と解説(子どもの定義;差別の禁止;子どもの最善の利益;締約国の実施義務 ほか)