出版社内容情報
1919年2月9日、大原孫三郎によって創立された大原社会問題研究所は、社会問題・労働問題の調査研究のみならず、国内外の図書・資料収集、各種年鑑・紀要・叢書の編集刊行、シンポジウム・セミナーの開催、国際交流といった幅広い活動を展開してきた。創立100周年を迎え、環境・格差・ジェンダー・エスニシティなど現代の諸課題への取り組みもますます注目を集める研究所の歴史をふりかえる。
内容説明
1919年設立、社会科学分野で日本で最も長い歴史を持つ大原社研の歩みをたどる。
目次
研究所創立前史
第1部 大阪時代 一九一九~一九三六(創立期の大原社会問題研究所;財団法人大原社会問題研究所の活動)
第2部 東京移転と法政大学との合併 一九三七~一九八五(研究所の東京移転;法政大学との合併)
第3部 多摩キャンパス時代 一九八六~二〇一九(多摩移転と研究活動の広がり;研究所の現在)
一〇〇周年記念事業と研究所のこれから