出版社内容情報
市民自治の時代にむけて,政策学や社会調査にかんする基本的な考え方を提示し,同時に多くの具体例を通して,どのように政策をつくり実践してゆくかを論じる。
内容説明
地方分権や市民自治といわれる時代、人びとの生活をより豊かにするための政策が強く求められている。では、政策とは何か。本書は、政策学や社会調査に関する基本的な考え方を示すと同時に、政策過程、公共事業経営、自治体の情報化、地域金融、産業集積、まちづくり、テレワーク、環境政策、NPOなどの具体的な事例を通して、どのように政策をつくり、実践してゆくかを論じる。市民・学生、自治体やNPO・NGOの学習と実務に必携のガイドブック。
目次
第1部 政策づくりの枠組み(政策科学の諸領域と問題解決の総合性;政策科学と社会調査―社会学の立場から)
第2部 地域からみた政策づくりの実際(政策プロセスの考え方;ポスト公共事業社会への移行―「公共事業の改革」;新しい公共部門経営時代の政策づくり ほか)
第3部 総合政策大学院シンポジウム・新しい地域創造の動き(「社会を変える」とはどういうことか;「価値創出型」市民運動の新たな潮流;小さなコミュニティの自治権拡大 ほか)