サピエンティア<br> パレスチナ戦争―入植者植民地主義と抵抗の百年史

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サピエンティア
パレスチナ戦争―入植者植民地主義と抵抗の百年史

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  • サイズ 46判/ページ数 406p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588603716
  • NDC分類 228.5
  • Cコード C1322

出版社内容情報

アラファートらPLO幹部やサイードなど知識人たちと親交のあったパレスチナ研究大家の初邦訳。膨大なインタビューと、確かな知識に裏打ちされた歴史叙述をベースに、イギリス委任統治政府に追放された伯父や国連に勤務していた父親の話、イスラエルのレバノン侵攻で娘を抱えて逃げた自身の経験など家族史を織り交ぜ、強大な権力に翻弄されてきた民族の一世紀を描き出す。彼らの自決権が否定されてきた先に現在の混迷がある。

内容説明

不可視化に抗う民の歴史。強大な権力に翻弄されてきた民族の100年を、在米パレスチナ人として政治活動にも深く関わった著者が目撃者・証言者として家族史を織り交ぜながら描き出す。

目次

序章
第1章 最初の宣戦布告―1917~1939年
第2章 第二の宣戦布告―1947~1948年
第3章 第三の宣戦布告―1967年
第4章 第四の宣戦布告―1982年
第5章 第五の宣戦布告―1987~1995年
第6章 第六の宣戦布告―2000~2014年
終章 パレスチナ戦争の一世紀

著者等紹介

ハーリディー,ラシード[ハーリディー,ラシード] [Khalidi,Rashid]
1948年、米国ニューヨーク生まれ。博士。コロンビア大学エドワード・サイード特別記念教授(現代アラブ政治)。ベイルート・アメリカン大学(AUB)で教鞭を執り、2003年より現職。パレスチナ研究所(IPS)発行Journal of Palestine Studies編集委員。中東近現代史を幅広く専門とする。1991~93年にマドリードとワシントンでイスラエルとパレスチナの和平交渉に顧問として参加。米国によるパレスチナ問題への関与についても著作多数

鈴木啓之[スズキヒロユキ]
東京大学大学院総合文化研究科スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座特任准教授。日本学術振興会特別研究員PD(日本女子大学)、日本学術振興会海外特別研究員(ヘブライ大学ハリー・S・トルーマン平和研究所)を経て、2019年9月より現職

山本健介[ヤマモトケンスケ]
静岡県立大学国際関係学部講師。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程(五年一貫制)修了(博士:地域研究)。日本学術振興会特別研究員PD(九州大学)を経て、2021年4月より現職

金城美幸[キンジョウミユキ]
立命館大学生存学研究所客員研究員、愛知学院大学等非常勤講師。立命館大学先端総合学術研究科(5年一貫制)修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員RPD(東京大学)などを経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゼロ投資大学

1
パレスチナにおける100年におよぶ戦争の歴史は解決する兆しが一向に見えない。何千年にもおよぶユダヤ人とパレスチナ人の民族の存続をかけた決して譲ることのできない戦いであるからだ。歴史的事実と客観的なエビデンスを基に、双方の立場から現実を見ることでパレスチナ問題を考えていきたい。2024/01/07

河村祐介

0
パレスチナがおかれた現在のガザの惨状へと続く100年史。 20世紀前半まで世界を席巻した植民地主義がこの問題の根本にあり(そういった意味では奴隷制に端を発するBLMとも、日本の反動的な歴史修正主義とも地続きだ)、それをバックアップする反民主主義的なプロパガンダがその背景にありということでいえば、20世紀後半に解決したかのような問題がいまだ亡霊というよりもたしかにそこに存在し、人々を死においやっていることがよくわかるというか。2024/01/10

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