内容説明
政治が機能不全をきたしている今日、主権、主権者、ポピュリズム、代表などの政治的な概念との対話を重ねながら人民主権概念を再考する。
目次
序章 「政治の両義性」という考え方
第1章 政治の可能性と不可能性
第2章 主権と政治―王の首の行方について
第3章 主権者の存在論とその意味―あるいは主権者の不在論とその無意味
第4章 ポピュリズムの両義性
第5章 「代表」の何が問題なのか―代表の彼方
終章 目的なき人民主権の目的
著者等紹介
鵜飼健史[ウカイタケフミ]
1979年生まれ。一橋大学社会学部、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ政治学部博士課程(博士号候補資格取得)を経て、一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程を単位取得退学。博士(社会学・一橋大学)。日本学術振興会特別研究員を経て、早稲田大学社会科学総合学術院助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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