内容説明
文化的承認要求と社会的不平等との闘争を結びつける観点から、他者との共存のあり方を構想する。
目次
第1部 論争の誕生(文化的差異と社会的不公正;政治・道徳哲学のとき;集合的差異か、混淆か;多文化主義)
第2部 差異の分析(差異の再生産と構築―類型化;差異の生産;差異の三角形;文化、アイデンティティ、記憶)
著者等紹介
ヴィヴィオルカ,ミシェル[ヴィヴィオルカ,ミシェル][Wieviorka,Michel]
1946年、パリ生まれ。社会運動論のアラン・トゥレーヌのもと、1988年に『テロリズムの社会学』で国家博士号取得。現在、国際社会学会(ISA)会長、パリ社会科学高等研究院教授、社会学的分析介入センター(CADIS)所長。専門は、社会運動論、多文化主義、文化的差異、レイシズム、暴力、テロリズムなど幅広い分野におよぶ
宮島喬[ミヤジマタカシ]
1940年生まれ。現在、法政大学大学院社会学研究科教授。専攻は社会学
森千香子[モリチカコ]
1972年生まれ。現在、南山大学外国語学部准教授。専攻は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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