出版社内容情報
深い愛情と博識をもって最高の作品群を分析・解説し,全作品におけるバルトークの秘密を明らかにする野心作。興味深いエピソードもまじえ親しみつつ理解へと導く。
内容説明
今世紀を代表する作曲家ベーラ・バルトークの最高の作品群である室内楽曲を深い愛情と博識をもって分析・解説し、全作品におけるバルトークの秘密を統一的に明らかにしようとした野心作。作品の成立にいたる興味あるエピソードなどを加え、それぞれの作品に親しみながら深い理解へと導く。
目次
バルトークの作品における室内楽の位置
ベートーヴェンの遺産
先駆者たちと同時代の作曲家
民俗音楽の影響
単一主題構造と変奏
多旋法半音階
調性多調性
初期の室内楽作品
第一弦楽四奏曲
第二弦楽四重奏曲〔ほか〕