出版社内容情報
現代音楽の闘士と呼ばれたブーレーズが世界的指揮者として円熟期を迎える1990年代後半より行われたインタビュー。幼少期、学生時代から音楽家としてのキャリア形成期を経て国立音響音楽研究所(IRCAM)創設にいたる思い出を辿りつつ、音楽論、文学・絵画論、教育・社会・政治問題に対する姿勢が語られる。戦後フランスを駆け抜けた偉大な芸術家にして多才な知識人ブーレーズをあらためて知る貴重な対話集。
内容説明
ピエール・ブーレーズ円熟期のインタビュー。その生い立ちから修業時代、綺羅星のごとき知識人たちとの交流、芸術・教育・政治・組織論まで語り尽くす。
目次
序文―道草を食いながら
経歴
作曲
オーケストラの指揮
教育
昨日の音楽と今日の音楽
オペラ、舞踊そしてバレエ
音楽と文学
音楽と絵画
組織と力
著者等紹介
ブーレーズ,ピエール[ブーレーズ,ピエール] [Boulez,Pierre]
1925年生まれ。フランスの作曲家、指揮者。第2次世界大戦後の西欧前衛音楽界で指導的役割を果たし、また20世紀音楽を中心に傑出した指揮活動を展開。フランス国立音響音楽研究所創設者、初代所長。2016年1月5日逝去
アルシャンボー,ミシェル[アルシャンボー,ミシェル] [Archimbaud,Michel]
1946年生まれ。国立高等演劇コンセルヴァトワール、パリ市立演劇芸術学校、国立高等演劇芸術・技術学校他で教育や学校行政に携わりながら、編集者、出版経営者、演出家、テレビプロデューサーとしても幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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