出版社内容情報
英国の庭園を実地に訪ね,その歴史,考え方と様式の変遷を跡づけるとともに,造園を命じた王族や貴族,代表的庭師たちのエピソードをまじえながらその魅力を語る。
内容説明
臣下で王を超える庭があってはならず、フランスも凌駕しなくてはならない。―ヘンリー八世の庭造りの意図。イングリッシュ・ガーデンへの誘い。
目次
第1章 一七世紀の庭を偲ぶ
第2章 オランダとフランスの影響を受けて
第3章 一八世紀の新しい庭の展開
第4章 ヴィクトリア朝の庭
第5章 現代庭園
第6章 長い歴史を刻んで現代に至る
著者等紹介
岩切正介[イワキリマサアキ]
1940年、朝鮮に生まれる。1966年、東京大学大学院人文科学研究科独語独文学修士課程修了。現在、横浜国立大学教育人間科学部教授(インターカルチャー講座)。1975年7月~76年9月ウィーン大学、1999年4~9月ヨーク大学にて海外研修
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