交叉する文人世界―朝鮮通信使と蒹葭雅集図にみる東アジア近世

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交叉する文人世界―朝鮮通信使と蒹葭雅集図にみる東アジア近世

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588325083
  • NDC分類 210.55
  • Cコード C3021

出版社内容情報

江戸時代に12度来日した朝鮮通信使のうち、1764年の使行では、成大中ら庶?(ソオル)階層出身の知識人と、木村蒹葭堂ら市井の京坂知識人らが漢文筆談で交友し、その貴重な記録として《蒹葭雅集図》が生み出された。滞在中に朝鮮側の一人が日本人に殺害される重大事件が起きたにもかかわらず、彼らはなぜ相互理解を実現できたのか。文人の伝統や両国の異なる歴史的文脈から読み解く最新研究。

内容説明

二五〇年前の日朝知識人たちが垣間見た東アジアのユートピア。江戸時代に12度来日した朝鮮通信使のうち、1764年の使行では、成大中ら庶〓(ソオル)階層出身の知識人と、木村蒹葭堂ら市井の京坂知識人らが漢文筆談で交友し、その貴重な記録として『蒹葭雅集図』が生み出された。滞在中に朝鮮側の一人が日本人に殺害される重大事件が起きたにもかかわらず、彼らはなぜ相互理解を実現できたのか。文人の伝統や両国の異なる歴史的文脈から読み解く最新研究。

目次

第1章 「文人」の交叉―一七六四年の朝鮮通信使行と蒹葭堂会との交遊(一七六四年の朝鮮通信使と庶〓;庶〓文人と蒹葭堂会の交遊 ほか)
第2章 「文人世界」の共有―『蒹葭雅集図』の分析から(別号図としての『蒹葭雅集図』;『蒹葭雅集図』上の文人世界のイメージ ほか)
第3章 「文人」形成と「知」の体得(成大中家における家門意識と家学;近世京坂文人の「文人」形成と儒学塾 ほか)
第4章 「文人」を体現する―結社から隠逸まで(成大中と抱川での結社における諸様相;蒹葭堂会から混沌社へ ほか)

著者等紹介

鄭敬珍[チョンギョンジン]
1976年韓国釜山生まれ。法政大学大学院人文科学研究科日本文学(国際日本学インスティチュート)博士後期課程修了。平成28年度日本学術振興会特別研究員(DC2)。東京福祉大学留学生教育研究センター特任講師をへて、2020年度より檀国大学日本研究所HK+研究教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。