内容説明
日本史学の「通説」に鋭い疑問符を突きつける!新たなパラダイムを生み出す格闘の現場。
目次
第1部 社会秩序の構築(古代中世における自然大災害と社会の転換―復旧・復興過程に着目した視点の提示;中世仏教史の“分水嶺”―ポスト「顕密体制」を探る;“障害者”への眼差し―近世日本の人間観という観点から;商人と権力が交差する都市―近世後期の大坂を事例として;土地丈量からみる近世・近代の土地把握)
第2部 生業と資源利用(江戸時代における百姓生業の多様性・柔軟性と村社会;近世後期における災害と資源利用―飢饉と温泉;漁業史研究と水産資源変動―資源保全史の再考から環境史研究へ)
著者等紹介
荒武賢一朗[アラタケケンイチロウ]
1972年生。関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了。東北大学東北アジア研究センター准教授。日本近世史
太田光俊[オオタミツトシ]
1978年生。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。三重県総合博物館学芸員。織豊期の研究、三重県周辺の地域を素材とした歴史研究
木下光生[キノシタミツオ]
1973年生。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。奈良大学文学部准教授。日本近世の貧困史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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