出版社内容情報
南島の人類学的位相を浮彫にして戦後沖縄学の原拠となった「八重山群島の古代文化」をはじめ、調査・紀行・交遊記を収め、南島文化の埋もれた可能性を掘り起こす。
目次
1(南島の古代;琉球通信;八重山の民家 ほか)
2(八重山群島の古代文化―宮良博士の批判に答う;琉球の言語と民族の起源―服部教授の論考に答える;八重山本『大和歌集』)
3(琉球の旅;与論の旅)
著者等紹介
金関丈夫[カナセキタケオ]
1897年、香川県琴平に生まれる。松江中学・三高を経て、1923年、京都大学医学部解剖学科を卒業。京都大学・台北大学・九州大学を経て帝塚山大学教授となり、1979年退職。専攻:考古学・人類学・民族学。「南島の人類学的研究の開拓と弥生時代人研究の業績」により、1978年度朝日賞受賞。1983年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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