出版社内容情報
イスラームの五柱のうち,礼拝,断食,巡礼に焦点を当て,信者の宗教経験とその内面,さらには社会的宗教としての側面を論じる。監訳者によるシーア派小史を付す。
内容説明
イスラームの五柱における礼拝・断食・巡礼について。その本質的・典型的要素を明らかにするとともに、信者の宗教経験とその内面、さらに社会的宗教としての側面を論じる。
目次
1 イスラームの基盤―祈祷と金曜礼拝
2 巡礼
3 ラマダーン
4 預言者と聖者
5 ムハッラム月一〇日
著者等紹介
フォン・グルーネバウム,グスタフ・エドモンド[フォングルーネバウム,グスタフエドモンド][Von Grunebaum,Gustav E.]
1909年、オーストリアに生まれる。ウィーンならびにベルリンの大学でギリシア語、ラテン語、アラビア語、ペルシア語、トルコ語およびその他の中東の言語と文化を学ぶ。1937年、アラビア語に関する処女作を発表し、その1年後の1938年、ニューヨークのアジア研究所に教授として招かれ、アメリカに移住する。シカゴ大学東洋研究所在職中の1951年にMuhammadan Festivalsを発表した。1957年、カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)に近東研究センターを設立するために招かれて以来、同センターの理事として活動し、1972年、同地で没した
嶋本隆光[シマモトタカミツ]
1951年に生まれる。大阪外国語大学ペルシア語学科卒業。UCLA歴史学科大学院修了。現在、大阪外国語大学助教授
伊吹寛子[イブキヒロコ]
1942年、上海に生まれる。1964年、神戸女学院大学文学部英文学科卒業
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可兒
ドウ