出版社内容情報
インド亜大陸に咲いたイスラームの花・ムガル帝国の興亡をドラマチックに描き,個性豊かな王たちの治世,タージ・マハル等々に象徴される華麗な文化の全貌に迫る。
内容説明
建国から滅亡にいたる戦いの日々、個性ゆたかな王たちの治世、ヒンドゥー教の受容と弾圧、華麗な文化遺産の数々…。インド亜大陸に咲いたイスラームの花の生涯を描く。
目次
第1章 バーブル
第2章 フマーユーン
第3章 アクバル大帝
第4章 ジャハーンギール
第5章 壮麗王シャー・ジャハーン
第6章 狂信王アウランズィーブ
第7章 大ムガル帝国下のインド
第8章 転落
著者等紹介
クロー,アンドレ[Clot,Andr´e]
パリ大学で歴史を研究したのち、現代史への関心からジャーナリズムの世界に入る。中近東に長期間滞在し、この地域の著名な専門家となった。多数の論文のほか、著書に『スレイマン大帝とその時代』(1983、邦訳・法政大学出版局)、『ハルーン・アル・ラシードと千夜一夜物語の世界』(1986)、『メフメト二世』(1990、邦訳・法政大学出版局)がある
岩永博[イワナガヒロシ]
広島県に生まれる。1939年、東京大学文学部西洋史学科卒業。現在法政大学名誉教授。著書に『中東の近代史』(法政大学出版局)、『ムハンマド=アリー』(清水書院)、訳書に、ヒッティ『アラブの歴史・上下』(講談社学術文庫)、ハリデー『現代アラビア』、キールナン『秘境アラビア探検史・上下』、フィルビー『サウジアラビア王朝史』、クロー『メフメト二世』(以上、法政大学出版局)、その他がある
杉村裕史[スギムラヒロシ]
1955年に生まれる。1987年、中央大学大学院博士課程後期課程満期退学。現在、中央大学兼任講師。専攻、現代フランス文学。共著に『二〇世紀後半のヨーロッパ文学』(中央大学出版部、1990年)、『フランス語教育を考える』(富岳書房、1994年)、『現代ヨーロッパ文学の動向』(中央大学出版部、1996年)、訳書に、A.ゴルツ『資本主義・社会主義・エコロジー』(新評論、1993年)がある
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感想・レビュー
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ジュンジュン
MUNEKAZ
(ま)