出版社内容情報
縄文人が主食とし栽培していた栗。建築資材や鉄道の枕木といった多様な利用法や、品種改良に取り組んだ技術者たちの苦闘を紹介する。
内容説明
三内丸山遺跡で出土、太古の昔からの主食。すでに縄文時代から栽培されていた栗。建築や木工の材、鉄道の枕木といった生活に密着した多様な利用法や、品種改良に取り組んだ技術者たちの苦闘のあとをたどり、収穫・貯蔵技術の実際を紹介。
目次
第1章 近世以前の暮らしと栗
第2章 近世の暮らしと栗
第3章 近代の暮らしと栗
第4章 昭和・戦後期の暮らしと栗
第5章 現代の栗栽培技術と利用・加工
第6章 栗の収穫と貯蔵
著者等紹介
今井敬潤[イマイキョウジュン]
1949年、岐阜県に生まれる。京都府立大学農学部卒業。大阪府立大学農学部大学院修士課程修了。大阪府立農芸高等学校、同園芸高等学校教諭を経て、大阪府立大学大学院客員研究員、岐阜女子大学非常勤講師。果樹園芸学専攻。学術博士。日本民俗学会、園芸学会、近畿民俗学会、日本民具学会の各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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